中田考「みんなちがって、みんなダメ」感想

どうも、じこみつるです。

前回の更新からだいぶ経ってしまいましたね。

実は、国内のある地方に旅行に行ってました。場所言ったら住んでるところがいずればれちゃいそうなので言いません。楽しかったです。

 

前置きはさておき、本題へと移りましょう。

今回は中田考「みんなちがって、みんなダメ」の感想です。

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 この本は、バイト辞めたくて病んだ時に読んだ本の一つです。

中田考さんは著名なイスラーム学者の方で、私はえらいてんちょうのYouTubeチャンネルで知りました。

で、中田考さんのTwitterの投稿も面白かったので、この本を買ってみたわけです。

 

まずタイトルから見ていきましょう。

言うまでもありませんが「みんなちがって、みんなダメ。」、これは有名な金子みすゞの「みんな違って、みんないい」をもじっています。

タイトルからもわかるかもしれませんが、

この本はよくありがちな「お前は本当はもっとすごいんだぞ!」系の自己啓発本への痛烈な批判になっています。

 

一言で要約すると、「バカは身の程を知って生きろよ」といった感じの本です。

(ちなみに、ここでいうバカとは、「自分をヘビだと勘違いしたミミズ」のこと。)

結構刺激的ですよね。たいていの自己啓発本って応援してくれるじゃないですか。

この本は真逆なんですよね。そこが面白い。

 

で、これは意外だったのですが、タイトルからは想像もつかないほどイスラームの思想が登場します。著者がイスラーム学者ですから少しは想像していたのですが、全編を通じてイスラームの思想が出てきます。

なので、この本はイスラーム超入門として捉えてもいいかもしれません。

 

西洋の思想は私たちにも身近ですよね。民主主義とか人権とか。

そういった価値観とは全く異なるイスラームを気楽に勉強できる、そんな本でもあると思います。

読むと視野がめちゃくちゃ広がると思います。

 

こんな感じでしょうか。

今回も感想というか紹介になっている気がしますが、気にしないでおきます。

ぜひ読んでみてください。

 

今回も読んでくれてありがとうございました。