ドメスティックな彼女 感想 書評 ネタバレ有
どうもじこみつるです。
大学生といえばブログ、ということで始めたのは良いものの。
一瞬でやめてしまっていた当ブログです😅
というのはさておき、今回は『ドメスティックな彼女』、通称ドメカノの感想を述べさせていただきたいなと思います。ドメカノ自体は去年の6月ごろに完結したみたいで、今更なのですが。
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私はマガポケで5巻無料ということで読み始めたら次の日にはKindleで全巻買ってしまった、という感じです。ですので、この時期になりますた。
感想書きたくなったんですよね。主に結末が意外すぎて😅
Twitterで長文書いてもいいんですけど。まあ、ネットに私の書いた感想書いときたいなっていう、まあメモ的な意味で残しときます。という動機です。
一応ここで注意しておきますが、ネタバレを多分に含むと思います。それでも、という方は是非。
まず、感想一つ目としては、夏生クズすぎんかwwwwwewewwwっていうことです。
夏生、結構酷いですよね。(もちろん、基本的にはいい男なんでしょうけどね。)ヒナと付き合ってる時にルイルイとキス💋したり。結構思わせぶりなとこあったり。他にもそういうエピソードは多くあると思います。
クズというか素直なんでしょうかね?色んな意味で等身大というか、ありがちな?男子高校生、大学生っぽさが出てたと思います。
だからこそというのか、夏生のクズさ加減はむしろよかったというか、身に染みてわかりたくないけどわかる〜😅みたいな感覚で、読んでいて面白かったです。
続いて、お色気シーン。
これはもう『ドメカノ』を語る上では外せないでしょう。
乳首いっぱい出てましたね。
きれいに描かれた乳首がいっぱい出てましたが、個人的には乳首に個性を出してもらってもよかったのかな、と思いました。
あと、公式薄い本も読みましたが、もろエロ漫画でしたね。びっくりしました。ルイルイのところが可愛かったです。(ルイルイ派なので)
最後に、避けては通れないのは結末部分、クライマックスですよね😅
読み進めていくうちにルイルイかわいいなぁ、となっていった私ですが…
あの結末には心底驚かされました。
まあ、驚かされた、というのは正確ではないかもしれないです。というのも、作者のツイートとかを見るに結末で炎上してるのはわかっていたので。
ラブコメの結末って本当に炎上しやすいですよね。(私はそんなにラブコメを何作も読んでないし、詳しくないので主観的な感想ですが)
知ってるところだと『五等分の花嫁』も多少荒れてたような気がするし、ラブコメとは違うかもしれませんが、『恋は雨上がりのように』も結末で炎上していたように記憶しています。
どちらも、私は好きな結末です。結構世間で炎上してても納得できちゃう派です。私は。
他作品に関してはこんな感じなんですが、『ドメカノ』に関しては本当にびっくりしました。
まずは、やっぱり
「ルイルイとの子供作ってたのに!?ヒナ姉と結婚すんの!?(ヒナ姉植物人間になってるし!しかも治るし。)」みたいな驚き。
炎上も主に結末部分についてだと思います。
私も読み終わった時はびっくりしてました。そして、他の人はどう思ってるんだろう、ということでTwitterとか他の方のブログで感想とか読み漁りました。
作者の方曰く、「ヒナ姉には愛を(結婚の幸せを)、ルイルイには恋を(結婚以外の女の幸せを)」(28巻のあとがきですね)
たしかに、それは理解できました。けど、やっぱり納得できないというか。
それもまあ、倫理的にどうなのっていうところですよね。
「普通」に考えたらまあ、義理の妹との子供を作るところから微妙なラインだと思いますし、その上で最終的に義理の姉と結婚するっていうのは、社会一般的にはアウトよりのアウトかなと思います。
というか、作中で何度か夏生自身が自省してましたよね。
その上で、あの結末に至るのは、他の全てを投げ捨てるほどの夏生の愛故か、ということでしょうか。
何にせよ、倫理観のブレみたいなのは感じました。(夏生は作品の前半で義理の姉妹との恋愛はまずい、さらに姉から妹への「乗り換え」はまずいと考えているという一般的な倫理観を兼ね備えていることを伺わせる心中描写があったにも関わらず、最終的には…)
たしかに、作者があとがきで述べているように、最終的にはヒナ姉と結ばれないとあまりにもヒナ姉が報われないのは理解できます。
けど、それだとルイルイ可哀想だなあ。みたいな。(私がルイ派なのもありますが)
作者的にはルイには夏生への諦めがついているみたいですが。(この表現でいいのかは分かりませんが、こう書かせてもらいます。)
いろいろ考えました。思い浮かんだのは、
「そもそもパートナーは1人じゃないとダメなのか?」ということ。
たしかに、まあ1人としか結婚できないのは民法?か何かで規定されているとおもいますが、別に物理法則でもなんでもないわけで。
なんだか哲学的(笑)な感じになってきましたが、私としてはそういう愛のカタチに関する一つの提案なのかな?という感想はまず抱きました。
結婚以外にも愛はあるよ、という。
関係ないですが、アマプラで見れる『モダンラブ』っていうドラマの1話見て、そのことを感じました。是非見て欲しいのですが、その1話も結婚とは違う愛のカタチを描いていると思います。
瑠衣は、夏生と最終的に結婚はできなかったけども、夏生との愛の証とも言える子供をこれからも母として育てていくわけですが、まあ愛ですよね。
まとめますと、
結末には、倫理的な意味で驚かされたけど、そもそもその倫理観って妥当なのか?と言う疑問と、愛のカタチには色々あるよねっていうのがまず一つ目の感想まとめです。
(『ドメカノ』はかなり未来的な倫理の提案をしているのかもね、なんてしょうもないことも思ったりしました。)
まとめ方が雑ですが、次に思ったことを書きます。
瑠衣は物語で、結婚後?家を去る描写がありましたが、瑠衣の夏生に対する未練は完全に(!)無くなっているの?ということがやはり気になりました。
まあ、簡単にいうと瑠衣の未来ですね。
物語はヒナとの結婚描いて終わりましたが、登場人物の人生はまだ続くわけで。
瑠衣は今後夏生への思いをぶり返したりしないのかな、と。
どうなんでしょう。作中では梶田がアップを開始したところが描かれていましたが、やはり梶田と結ばれるんですかね。
そうなったら、娘のハルカちゃんはどうなるの?
いろいろ気になります。
その辺はまあぶっちゃけどうでもよくて、個人的にはやはり、梶田と付き合うにしろ、夏生のこと全く思い出さないのか?ということがやはり疑問です。
あれだけ熱い恋をしてたのですから、しかも結婚式の準備までしてたほど。
先ほども述べましたが、作者の「ルイには恋、ヒナには愛」という形は一見するときれいにまとまっているように思えます。それは私も理解できるところです。
理解できるんですが…やはり最後急な展開過ぎかなあ、ちょっと唐突すぎやしないか、と思いました。
ヒナと付き合う→ルイと付き合う→紆余曲折→ヒナと結ばれる
(ヒナは愛、ルイは恋)
この大筋は私も好きです。ですが、ヒナが事故で植物人間になる展開はやっぱり驚きました。(回復したとはいえ)
他の展開はなかったのかな、とも思いました。
しかし、結局漫画というのはフィクションですしね。フィクションにそういうことを求めるのも違うのかな、とも、まあ思います。
私が入れ込んでるロシアアヴァンギャルドにもウスローヴノスチっていう「お決まり最高!」っていう考えがありますが、そういうことを思いました。(詳しくは各自お調べになってください)フィクションらしくてかなり面白い結末だと思います。(読んだ当初は驚きましたし、失恋みたいな気持ちになりましたが)
実際、読んでて色んなシーンで心動かされました!読んでよかったのは間違い無いです。
ぐだぐだと書いてきましたが、私は『ドメカノ』好きです。ルイルイ派だからか、こんな批判みたいなこと書いちゃいましたが、結末も今は納得です。
「ルイ恋、ヒナ愛」、これに尽きると思います。その点で言うと(主に倫理的な意味で)驚くとはいえ、あの結末はすごく腑に落ちます。
流石先生ありがとうございました。m(_ _)m
あまりにもまとまっていない駄文ですが。ここまで読んでくれた方、本当にごく僅かだと思いますがありがとうございました😁
(とりあえずここで筆置いときます。また追記すると思います。)