『花束みたいな恋をした』感想(ネタバレ有注意)

どもじこみつるです。

坂本裕二監督の『花束みたいな恋をした』を見てきたのでくだらない感想を書いておきたいと思いましたので、書きます。(期末レポート全く手をつけてなくて書いてる場合じゃないけど😅)

 

ネタバレもあるので注意してください。書き殴るので構成もクソもないですがぜひ読んでください。😅

 

 

 

まず、これは映画の内容とは関係ないのですが、私はこういう感じの「美男美女が主役の映画」を見ない人です。よくありますよね。山崎賢人とかが出てるイメージ(ごめんなさい)。

映画自体そこまで見ないし、好きな映画は『ソラリス』だったり『歩いても歩いても』というような人です。(サブカルクソオタク!?)

そんな私ですが、人に連れられて見に行きました。

 

こんな経緯なので映画に対してあんまり期待してなく、風呂シーンあるらしいくらいのことしか知らずに見ました。(最低だね😰)

なので、見終わったら驚きましたね。

 

(一見すると)ハッピーエンドじゃないだと!?っていう。

 

別れて終わりましたからね。

 

「5年の恋」みたいなこともポスターやらで書かれていたし、しかも最初のシーンで麦くん(菅田将暉)と絹ちゃん(有村架純)は別の恋人と居ましたから、なんとなく予想はしていたのですが。

 

そういう始まり方なので、どうやって別れるのか、破滅(?)に向かっていくのかという謎解きみたいなこともテーマだったのでしょうかね。

 

そういう観点から言うと、意外性のある結末だったと言うのがまず最初の感想。

 

続いて、麦くんと絹ちゃんの趣味嗜好、ファッションが見てて面白かった。

二人はいわゆるサブカル系。私自身は劇中の二人ほどの、筋入りのサブカル系ではないのですが、出てくる単語がとにかくリアリティ出してましたね。例えば私がよく知っていたもので言うと、『ゴールデンカムイ』。面白いですよね。あと長谷川白紙とか咲山くんとかね。

そういう等身大な部分に共感できる人も多いのではないでしょうか。あと、部屋とか服装とか見てて面白かったです。麦くんは大体古着きてましたよね。図らずもお揃いになったカレッジロゴの入ったパーカーとかジャックパーセルとかね。JAXAのトートバッグ被ってるのとか。そういう視点からも面白かった。

 

三つ目、具体的な年とかを明記して物語が進んでいったのは見ている側的にもハッピーだな、と思いました。

 

2015年から2020年までの5年間の恋が描かれていました。例えば「あったかいスープをあげる〜」って絹ちゃんが歌ってるとこから始まってましたよね。懐かしい。

こういう描写が没入感を生んでいたのはいうまでもないですが、二人の恋がこれからどうなるかは、まだわからない、これから寄りを戻すかもしれない。

この点が、例えば結末が死別とか救いようのないものではないのが良かったんじゃないでしょうか。妄想のしがいがあるというか、ね。

 

思わぬ形で、カフェで再会した後に連絡をまた取ってみた、なんてこともあるかもしれませんし、ないかもしれません。

作中ではカフェでの再会は2020年だったので、我々が知ってるようにその後コロナ禍が訪れるわけですが、麦アンド絹は何してるんでしょうかね。絹ちゃんに関しては仕事柄大変そう、なんてね。

(個人的には別れたからこそあの5年が輝かしいものになるのであって、すぐに寄りを戻すとかそんなことはないとは思いますが。ていうか最後のファミレスのシーン見てみんなそう思うものかな😂

老人になって再会みたいなのもありなんじゃないかなとか思ったりしますね、妄想ですが!🤣)

 

 

こんな感じですかね。私自身は田舎生まれででぇがくも東京、関東ではないので、映画を何か第三者的な目で見てたかもしれないです。(映画を第三者的に見るのが当たり前なのは置いといて笑)東京で暮らしてる人たちにとっては、この作品がどんなふうに見えたんでしょうかね。

麦くんと絹ちゃんみたいに、理想と現実の狭間で苦しんでる人もいるんでしょうか。

わからないですが、そういう生き方もちょっと考えさせられる映画でした。おもしろかったです。

 

また修正すると思いますがこのへんで(^○^)